▲メイン インデックス > ことば・ことば・ことば
(updated: '10/04/06)

 

 

*アリス......ひとりごと
「それから、キティ、あの夢を見たのはだれなのか、考えてみましょう。
よくって、キティ、夢を見たのは、わたしか赤の王さまか、どちらかに違いないのよ。
むろん、赤の王さまはわたしの夢の一部だったわ........だけど、わたしだって、赤の王さまの夢の一部だったのよ。夢をみたのは王さまのほうかしら、キティ?
ねぇ、キティ、助けてどっちかに決めさしてよ!」

「鏡の国のアリス」ルイス・キャロル

 

友人の目を覗き込んだ時、どっちが自分でどっちが相手だかわからなくなる瞬間がある。
これは比喩とかじゃなくてマジなんです。不思議な鏡を見ているみたいな感じ。ちょっと立体視的にも見えるような、なんか相手の目の中のその奥にどんどん入っていける感じ、お互いのルーツってゆうか歴史とか全て理解できるような、時間を超えるような、スッゴイ神秘的な出来事なんだから。